【多摩市 市制50周年】タイムカプセル開封

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府中・武蔵野台のブログと言っていながら毎度のレギュレーション違反ですが、今日は多摩市の市制50周年と、北公園に埋められたタイムカプセル開封の話をさせていただきたいと思います。

今年で多摩市は市制50周年。私は今でこそ府中市民ですが、多摩市の育ち&永山団地育ちなので、懐かしさのほうでいえば多摩市だったりします。市制10年記念で埋めたタイムカプセルを40年の時を経てついに開封の時がきたのです。

 

このモニュメントは通学路にありまして、小学校5~6年くらいの時に「自分が29歳になったときに開封するんだなぁ」と、それはそれは相当な未来を感じていたのですが、その未来がついに来た感じですね。私も30歳のおじさんです。

 

さて、記念式典はこんな感じです。埋めた当時の児童の方が6名いらっしゃいました。また30年後に掘り返すタイムカプセルを新たに埋めるため、現役の児童が結構いらっしゃいました。私は小学校からの同級生と見学していました。

そして、いざ、掘り起こし作業。

 

・・・重機の登場です。市が絡んだタイムカプセルですから規模が違いますね。。。蓋の重さは400kgだとか。ちなみに2個埋まっててこれは2個目の写真になります。1個目の掘り起こしは人だかりが多かったので場所を譲りました(一応ワタシは府中市民なので控えめに...)

 

開封の儀。中身ぐっちゃぐちゃで何とも言えない雰囲気になる展開も覚悟していましたが、いやいやとんでもない、保存状態は非常に良好でビックリしました。’(※個人情報も含まれるので画質粗めにしています)

 

私が興味を持ったのはチラシ(緩衝材)ほうでしたね。特に物件売買のチラシ。団地を購入した身としては「ローンの年利8%ってたけぇ!!!!」「自己資金800万用意って、現代は頭金10万なんて物件がゴロゴロあるのに!!」なんて盛り上がってました。

 

さて、面白いのがタイムカプセルを掘り起こしてめでたし!ではなく、30年後に開けるタイムカプセルを新たに入れるという試みがあったこと。現代の小学生たちが中に作品?を色々入れていました。

子供たちはこの行為が何なのかは理解出来てはいるものの、その意味の深さや尊さに気づくのはもっと後になることでしょう。これが開封されるときは私は(生きていれば)ちょうど60歳です。

 

後ろを振り返れば、そこには大改装されて綺麗になった永山北公園と、諏訪団地から生まれ変わった「ブリリア多摩ニュータウン」が見えます。

多摩ニュータウンは衰退しているという話もよくありますが、実際にはこうして生まれ変わりを遂げていたりもします。この風景からは「アタシはどうせ××年後にはこの世に居ないから(笑)」といった言葉は聞こえてきません。

また次の30年、次の世代の人々の暮らしがすでに始まっているのです。

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