狙われるゴミ

階段式の分譲団地に住んでるとゴミ捨て場は階段下であることが多いのですが、これが結構カラスに狙われてるという件です。たまにカラスにつつかれて生ごみが散乱している光景も目にします。
上記の写真は、そんなカラス被害に遭った団地住民たちの経験とノウハウを元にして作成された「①カラス避け網」「②白い金網」「③危険物回収日に使うカゴ」という完全防御カラス避け要塞です。各階段標準装備です。
『ゴミを守る』ってのは字面としては違和感があるんですが、荒らされてめちゃめちゃにされないために必要な対策。特に、カラスは頭が良いので「荒らしたら食べ物出てきたから明日も荒らそう^^」といった感じなのか、連日荒らしてきます。

荒らされてゴミが散乱した時の問題って「衛生面」ってのが1つありますが、より重要なのは「誰かしらが片付けることになる点」だと思っています。 あまりにも連日発生すると、それは住民間の不和にもつながるのではと個人的には思います。
カラスは目がいいらしい
カラスはなぜゴミをつつくのかを調べたところ、あいつら嗅覚は貧弱なのに対し、視覚が優れているようで、目で見て食い物を見破るそうです。「赤いのは肉だな^^」とか「濡れてるのは魚と野菜だな^^」みたいな。
ということで「生ごみを見えないようにゴミの中心に埋め込む(別の袋に入れた上でゴミ袋に入れる)」がシンプルで効果的らしい。生ごみを裸でゴミ袋にポイは狙われるということですね。
カラスはネットを持ち上げるらしい

カラス避けのネットなどは王道かつお手軽ですが、扱いが雑だと効果が出ないようです。カラスに荒らされたときってこの「要塞」を設置していなかったのかというとそうではなく、設置していたけど荒らされてるんですね。つまり設置しているのに何かしらの不備が生じており、そこを狙ってカラスがネットを持ち上げちゃってるのだと考えられます。
近隣の人と会話をしたときには「カラス避けの網を巻き込むようにするといい」というお話が。やはりウィークポイントは地面との接触部分にあるわけですね。
つまり「網をかぶせただけ」ではだめということです。(ゴミの量が多いときは「網をかぶせただけ」が生じやすいかと思います)
カラス避けって網を張っておけばビビって逃げるという代物だと考えがちですが、もっと物理的なものなのだと思います。